赤プリ再開発で過労自殺、労災に

残業急増で、労基署が認定

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 旧グランドプリンスホテル赤坂跡地の再開発工事に携わっていた厨房機器メーカー「タニコー」(東京都品川区)の男性社員=当時(52)=が2016年に自殺し、渋谷労働基準監督署は18日までに、過重労働が原因として労災認定した。遺族の弁護士が同日、東京都内で記者会見して明らかにした。認定は3月25日付。

 弁護士によると、亡くなる直前1カ月の残業時間は100時間超。工事が本格化した3カ月前の倍以上の長さになっていた。労基署はうつ病だったと判断し、精神疾患と業務との因果関係を認めた。

 男性は16年2月から再開発の工事で、現場責任者らとの調整などを一人で担っていた。