1年ぶりの清掃、汚れを洗い流す/県立美術館のシンボル「あおもり犬」/青森市

©株式会社東奥日報社

作業員が汚れを落としぴかぴかになっていく「あおもり犬」

 青森市の県立美術館のシンボル的存在で、弘前市出身の美術家・奈良美智さんの立体作品「あおもり犬(けん)」の清掃が18日、行われた。1年ぶりに汚れを落としてもらったあおもり犬は、日差しを浴びて頭をぴかぴかに輝かせた。

 野外に設置されている高さ約8.5メートルのあおもり犬は、一冬越えるとほこりがたまり、筋状の汚れが付く。毎年、雪が消えた後の4月に体を洗ってもらっている。

 この日は清掃作業員6人が、足場に登って高圧洗浄機で水を掛けたり、洗剤を付けたスポンジで磨いたりして汚れを落とした。

 地下2階の常設展示室では、来場者がガラス越しに清掃の様子を見守り、スマートフォンなどで熱心に撮影する人も。福島県郡山市から訪れた白藤さと美さん(26)は「あおもり犬を見たくて美術館に来た。天気も良くて、気持ちよさそう」と笑顔で話した。

 昨年11月下旬から冬季閉鎖していたあおもり犬への連絡通路は20日に開通し、作品に触ったり写真撮影することもできる。同館の高橋しげみ学芸主幹は「角度に応じていろんな表情が見られるので、楽しんでほしい」と話した。