熊本空港、滑走路が一時閉鎖 全日空機が着陸直後に油漏れ

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油漏れを起こした全日空機。整備員が前輪付近を確認していた=18日午後6時半ごろ、熊本空港(池田祐介)

 18日午後4時半ごろ、熊本空港(益城町)に着陸した羽田発全日空645便が、油圧系統の故障で滑走路上に約30分間止まった。乗客乗員188人にけがはなかった。滑走路は約1時間10分にわたって閉鎖され、後続の離発着便に遅れや欠航が相次いだ。

 全日空と国土交通省熊本空港事務所によると、着陸後、前輪を制御する油圧系統から油が漏れ、車輪の操作ができなくなって停止。駐機場へけん引した。

 全日空や日本航空などによると、この影響で、少なくとも3便が欠航、5便が最大約2時間の遅れ。沖縄発の全日空1便が福岡空港へ行き先を変更した。19日朝の1便も欠航する。

 熊本空港の到着ロビーでは、帰省する長男(23)を迎えに来た上天草市の会社員の女性(55)が「待ちくたびれた」と疲れた表情をみせた。長男が乗る後続便がいったん長崎空港に向かい、到着が約2時間遅れたためで、「空港や航空会社から詳しい説明がなく心配だった」と話した。(丸山宗一郎、前田晃志)