世界遺産 黒島の集落で漁師の食堂「仕合丸」が人気

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「新鮮な魚を食べてほしい」と話す岡さん夫婦=佐世保市黒島町、食堂「仕合丸」

 長崎県佐世保市黒島町の漁師、岡健治さん(69)と靖子さん(65)夫婦は、その日の漁で取った魚を提供する食堂「仕合丸(しあわせまる)」を営んでいる。飲食店が少ない黒島で、新鮮な魚を食べられる場所として観光客の人気を集めている。

 昨年6月、「黒島の集落」を含む「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産に登録された。観光客の増加が見込まれる一方、もてなすための飲食店は少なかった。

 2人は「島のおいしい魚を食べてほしい」と一念発起。漁の道具を収納していた倉庫を5カ月かけて改装し、11月23日にオープンした。

 メニューは「おまかせランチ」のみで、1200円から。刺し身の盛り合わせにご飯、あら汁、小鉢が付く。刺し身が苦手な人には煮付けやフライにして対応。要望があれば、伊勢エビやサザエなども提供する。健治さんは「ご飯とあら汁はおかわり自由。新鮮な魚をおなかいっぱい食べてほしい」と話している。

 営業は土、日、月曜の午前11時半~午後3時。休業日も相談に応じる。問い合わせは靖子さん(電090.8415.4231)。