今季の欧州5大リーグ「平均ドリブル成功数」で見るTOP10とは?

『Planet Football』は15日、「今季のヨーロッパサッカーにおいて最も平均ドリブル成功数が多い選手は?」という記事を掲載した。

10位:ジェイドン・サンチョ(ボルシア・ドルトムント)

90分での平均ドリブル成功数:3.9回

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今季ヨーロッパで大ブレイクを果たしたイングランド代表のドリブラー。まだ10代とは思えないほどの勝負強さと、若さを生かした勢いを兼ね備えている。

推定価格は8000万ポンドを超えているが、多くのビッグクラブが彼の獲得を狙っていると言われている。

9位:エデン・アザール(チェルシー)

90分での平均ドリブル成功数:4回

ワールドカップで良いところまで進んだこともあり「燃え尽き症候群」が危惧されたが、モドリッチと違って全くそれを感じさせなかった。

平均ドリブル試行数は6、そのうち4回を成功させてきた。28歳だがまだまだ成長を続けている。

8位:ユースフ・アッタール(ニース)

90分での平均ドリブル成功数:4.2回

意外なランクインかもしれないが、この22歳のアルジェリア代表DFは今季レベルの高いプレーを続けている。サイドバックもウイングもこなせる彼は、もはやニースの欠かせない戦力に。

コルトライクではほとんどプレーできなかったものの、フランスではすでに3ゴールを奪取するなど活躍している。

7位:リオネル・メッシ(バルセロナ)

90分での平均ドリブル成功数:4.5回

もちろん5回のバロンドールを獲得した世界的なドリブラーもリストに入ってくる。

今季も公式戦全てで45ゴールを決めており、アシストも17を数えている。この31歳に出来ないことがあるのだろうか?

6位:アラン・サン=マクシマン(ニース)

90分での平均ドリブル成功数:4.6回

豊かな可能性を秘めているニースの若きドリブラーは、昨季以上にその才能を開花させている。今季は6ゴール3アシストと数字の面でも結果が出ている。

プレーの精度を改善させたフランスU-21代表のサン=マクシマンは、これからもさらに注目される存在になっていくだろう。

5位:アドナン・ヤヌザイ(レアル・ソシエダ)

90分での平均ドリブル成功数:4.7回

かつてマンチェスター・ユナイテッドで香川真司とポジションを争ったことで知られているベルギー代表MFは、スペインでもその高い技術を見せている。

今季は90分あたり7.7回のドリブルを試み、4.7回を平均して成功させている。ただその1ゴール3アシストという数字は、効率性を欠いていることを示す。

4位:ネイマール(PSG)

90分での平均ドリブル成功数:5回

ネイマールがここに入ってくることは驚きではないだろう。怪我をして長く離脱しているにもかかわらず、13ゴール6アシストという記録を残している。

キリアン・エムバペの影に隠れ始めているのは事実であるが、彼のプレーもフランスリーグのディフェンダーではほぼ止められない。

3位:ジェレミ・ボガ(サッスオーロ)

90分での平均ドリブル成功数:5.4回

チェルシーの下部組織出身のボガ。レンヌ、グラナダ、バーミンガムとローン移籍を経験した後、2018年にかなり安い価格でサッスオーロに売却された。

今季はセリエAで多くのドリブルを成功させている。その数字は印象的であるが、まだ2ゴール1アシストと結果に結びついていない。

2位:ハテム・ベナルファ(レンヌ)

90分での平均ドリブル成功数:5.6回

かつて世界最高のドリブラーと言われたベナルファは、90分あたり9.7回のドリブルを行い、そのうち5.6回を成功させている。

今季はエースとしてレンヌを牽引しており、9ゴール2アシストを記録。PSGで数年間干されていたものの、その能力は錆びついてはいなかった。

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1位:ソフィアヌ・ブファル(セルタ)

90分での平均ドリブル成功数:6.5回

リールかサウサンプトンのファンならば彼のことはよく知っているだろう。今季セルタにローン移籍することになり、スペインではそのドリブル能力を発揮している。

優れたスキルを持っているにもかかわらず、今季はまだ2ゴールしか決められていないのが困りどころで、セルタも残留争いを余儀なくされている。

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