マップ手にぶらり流川 名所や飲食店紹介、「通り会」が作製【大分県】

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「観光客だけではなく市民も手に取ってもらいたい」とPR

 別府市の「流川通り会」(沼田守生会長・42事業所)が、流川通りの店舗や周辺の名所などを紹介するマップを作製した。会員が通りの歴史や魅力を伝える動画も作り、地図の2次元コードを読み取って見ることができるようにした。街歩きや買い物などの際に役立ててもらう。

 マップはA2判。両面あり、表面に地図を掲載。加盟店を中心に、別府観光の礎を築いた油屋熊八が考案した「地獄巡り遊覧バス」発祥の地の石碑や九州の表玄関といわれた「旧別府港跡」といった名所、周辺の観光スポット、温泉施設などを盛り込んだ。

 裏面は飲食店や専門店、病院、金融機関など、バラエティーに富んだ通りの各店や施設を紹介している。

 動画は約6分。会員が案内人となり、通りが泉都の中心地として発展した歴史や、地図にも載っている「流川文学 発祥の地」、「伊能忠敬測量跡石碑」などの見どころを伝えている。

 マップは1万部作り、加盟店や周辺の観光施設などに設置している。

 同会の井上賢一企画チャレンジ部長は「観光客だけでなく市民の方にもマップを手に取ってもらいたい。歴史ある流川通りをPRし、地域のにぎわいや活性化につなげていきたい」と話した。

<メ モ>

流川通りは泉都のかつてのメインストリート。1871(明治4)年に旧別府港が開港し、周辺部が急速に発展。1917(大正6)年に耕地整理で流川が地下水路となり、道路を整備、商店や旅館が立ち並ぶ別府随一の繁華街としてにぎわった。数多くの文学作品や歌などにも取り上げられている。