江村「郷土の応援期待」 フェンシング日本代表、大分合宿【大分県】

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合宿に励む江村美咲=大分市コンパルホール

 大分市出身でフェンシングサーブル女子日本代表の江村美咲(20)=中央大=が「ワールドカップグランプリ大会」(26~28日・ソウル)に向け、日本や各国代表選手と大分市のコンパルホールで強化合宿に励んでいる。東京五輪に向けた選考レースのスタートとなる大会。古里で調整しながら「競技を知り、五輪を楽しんでもらいたい。ぜひ合宿を見学し、応援してほしい」とアピールしている。

 大分市で生まれ、小学4年まで日田市で育った。日田で競技を始め、父親の仕事の関係で東京都に引っ越した後、サーブルに専念。中学3年時から日本代表に入り、国際大会で活躍してきた。昨年は腰のけがで苦しんだが、12月の全日本選手権で悲願の初優勝。「国内最強と言われながら、全日本でなかなか勝てなかった。最強を証明でき、うれしかった」

 だがその後は調子を落とし、国際大会で久々の予選落ちも経験。「大事な場面で焦り、動きが大きくなる癖を直そうと、正確さを追求し過ぎていた」と振り返る。大分入り後は本来の力強い踏み込みや素早い斬り技の感覚を取り戻しつつある。「ソウルでは最低でも8強に入り、メダルを目指す。目の前の試合、一つ一つのポイントに集中し、楽しみたい」と意気込む。

 団体、個人の両方で金メダルを狙う東京五輪まであと1年3カ月。特に最近は、団体でのメダル獲得にかける思いが強くなっているという。「世界トップレベルと渡り合うための反応に磨きをかけている。大分で生まれ、今は日本を背負って頑張っているので、大分からも応援してもらえればうれしい」と話した。