車両限界イッパイまで拡張されている点【私鉄に乗ろう81】会津鉄道(東武鉄道)その3(36)

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駅名標。1934年(昭和9年)国有鉄道の駅として開業。1987年(昭和62年)国鉄分割民営化でJR東日本に継承、さらに会津鉄道に転換されました。

駅舎と反対側、構内西側に車両基地があって、多くの車両が駐まっています。後で踏切を渡って向こう側にもまわってみましたが、構内からの方がよく見えました。

AT-400形、これはJRで廃車になったキハ40を購入して、2003年新潟トランシスで改造した車両。ユニークなのは手前側3分の1が車両限界イッパイまで拡張されている点、残りの3分の2は通常のキハ40のボディーサイズなのです。通常のキハ40でも狭軌(1,067mm)に対して幅のある車体(全幅2,900mm)を正面から見るとカナリ安定感を欠く印象なので、さらに上方に拡張された車体はアタマでっかちな印象でしょうね。2018年「ノラとと列車」として運行されています。

会津鉄道開業時に導入された新潟鐵工所製AT-100形の最後の1台。お座敷列車に改造され、2016年6月まで使われていました。会津田島で静態保存されています。

駅舎内からホームへの改札口、写真は翌朝、会津若松に向かう時のものなので時間は07:15。

鉄道むすめ。会津鉄道は大川まあやさんなのね。

これは初めて見ました。日本酒の自販機。カップ酒では無く冷やしてある一升瓶からコイン1枚(売店で200円)で70ccが「利き酒」できるという優れモノ。中荒井駅近くの開当男山酒造の純米酒、會津酒造(会津田島駅の西1.5kmくらい)の純米大吟醸(これのみ50cc)、國権酒造(会津田島駅南300mくらい)の純米酒、花泉酒造(会津田島駅とJR只見線只見駅の真ん中辺り)の本醸造原酒、月替わりのオススメに開当男山酒造の純米吟醸南山が入っています。残念ながら営業時間が10:00〜19:30。と言っても筆者は明るいウチは正月以外飲酒しません。夕食後、駅に利き酒に来るつもりだったのですが。

待合室には、東京荒川区「下町都電ミニ資料館より」と書かれたAT-700形気動車の手作り模型。縮尺は1/25。

駅前のホテルに荷物を預けて、初めての町、旧田島町(現・南会津市)を散策します。友人から「会津田島に行ったら寄っておいで」と言われた國権酒造。駅から歩いて5分ほどでした。自分用の純米酒(新酒!)を自宅に送りました。帰宅が楽しみ!

昭和40年代半ばの流行でした。元店舗だったのかな、”MG5”(1963〜)の看板は明らかに手描きです。当時のCMキャラクターは団次郎(現・団時朗)さんでした。

コラム「私鉄に乗ろう」は、前面展望、ホーム、駅名標ばかりです。たまには知らない町歩きもいかがですか? もう少しお付き合いください。

懐かしい写真がありました。2007年(平成19年)2月の会津田島駅です。

では、【私鉄に乗ろう81】会津鉄道(東武鉄道)その4(37)に続きます。

(写真・記事/住田至朗)