V・ファーレン あすアウェー栃木戦 今季初の連勝に照準

 明治安田J2第10節は20、21日、各地で計11試合が行われる。前節4試合ぶりに白星を挙げ、通算3勝2分け4敗(勝ち点11)で13位に浮上したV・ファーレン長崎は、20日午後6時から宇都宮市の栃木県グリーンスタジアムで18位栃木と対戦。今季初の連勝に照準を合わせている。

 アウェーで岐阜と対戦した前節は、前半にGK徳重がPKを阻止するなど無失点で切り抜けると、後半は一気に4得点。これまで得点できなかった鬱憤(うっぷん)を晴らすような快勝劇を演じた。これで新加入のFW4人全員にゴールが生まれ、チームの雰囲気はいい。

 栃木は2勝3分け4敗(勝ち点9)と勝ちきれない試合が目立つが、0-3で敗れた第2節のアウェー水戸戦以外はすべて1点差以内の接戦で、前節は4位柏に引き分けている難敵。V長崎の手倉森監督は「割り切ったサッカーをしてくる。オープンな展開に持っていきたいはず。大黒、西谷(和)はクオリティーを持っている」と前線の2選手を警戒していた。

© 株式会社長崎新聞社