「道の駅あびら」きょうオープン、復興のシンボルに

©株式会社室蘭民報社

 昨年9月の胆振東部地震で被害を受けた安平町追分に「道の駅あびら D51ステーション」が完成した。平成最後の「道の駅あびら」は道内124カ所目の開業となる。きょう19日のオープンを前にした18日、開業記念式典が行われ、約150人の出席者が祝福した。及川秀一郎町長は「震災からの復興元年のシンボルにしたい」と力強く宣言した。

 記念式典では及川町長が震災復興への支援に、お礼を述べた後「胆振東部地震という大きなピンチを胆振東部3町の一致団結によって大きなチャンスに変えていきたい」とあいさつ。北海道開発局室蘭開発建設部の米津仁司部長が道の駅の登録証を及川町長に手渡した。及川町長ら9人がテープカットして施設の完成を祝った。

 施設を運営するあびら観光協会の小林正道代表理事は「町内のあらゆる観光資源を融合させた施設となるように運営に努力していきたい」と抱負を語った。遠藤真教支配人は「とても緊張しています。笑顔と真心を大切に頑張っていきたい」と話していた。

 施設はメインのセンターハウスに無料休憩所、食事コーナー、約500点の土産や各種グッズなどをそろえた売店、焼きたてパンの販売所を配置。隣の棟には町や近郊の野菜など地場産品の即売所もある。

 施設の目玉となっている蒸気機関車「D51 320」は6月ごろに運び込み展示する予定。施設内は旧国鉄時代に石炭輸送でにぎわっていた追分駅の懐かしい風景を再現しており、町民をはじめ鉄道ファンらでにぎわいそうだ。(佐藤重伸)

【写真=(上から順に)「道の駅あびら D51ステーション」の完成を祝いテープカットする及川町長(中央)ら関係者、米津開建部長から道の駅の登録証を受け取る及川町長(左)】