大型契約で移籍のナショナルズ・コービンが初勝利

【ジャイアンツ2-4ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

6年1億4000万ドルの大型契約でナショナルズに加入したパトリック・コービンが、8回途中までジャイアンツ打線をわずか2安打に封じる快投で今季初勝利をマークした。立ち上がりの3イニングをパーフェクトに抑えたコービンは、4回表先頭のスティーブン・ダガーに四球を与えたものの、牽制で誘い出して盗塁死。5回表には一死からエバン・ロンゴリアに二塁打を浴びたが、後続を抑え、7回までジャイアンツ打線に得点を許さなかった。8回表二死二塁からエリック・クラッツにタイムリー二塁打を浴びたところで降板となったものの、8回途中まで107球を投げて被安打2、奪三振9、与四球1、失点1という見事なピッチング。2番手のカイル・ベアクローと3番手のショーン・ドゥーリトルがジャイアンツの反撃を1点に抑え、コービンには移籍後4度目の先発登板にして待望の初勝利が記録された。

ジャイアンツ先発のドリュー・ポメランツに対し、ナショナルズは1回裏二死からフアン・ソトが四球を選んで出塁し、続くライアン・ジマーマンのタイムリー二塁打で先制。3回裏には、またしても二死からアンソニー・レンドンとソトの連続二塁打で1点を追加した。4回裏にはウィルマー・ディフォーがレフトスタンドへの2号ソロを放ち、5回裏には二死満塁からヤン・ゴームスが押し出し四球を選んでポメランツをノックアウト。その後は追加点を奪うことができなかったものの、4点のリードを生かして4対2でジャイアンツを破り、本拠地での3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。

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