ウナイ・エメリ体制でトップ4入りを目指すアーセナル。今夏の移籍市場では指揮官主導による本格的な動きを見せるとも噂されている。
ここでは、『sportskeeda』による「ロラン・コシエルニの後釜になりうるお買い得な3人」を見てみよう。なお、33歳になったコシエルニとの契約は2020年まである。
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ウィリ・ボリ(ウォルヴァーハンプトン)
彼は今季のプレミアリーグで最も過小評価されているCBのひとりだ。
アーセナルがこのフランス人を狙っているという話はまだない。とはいえ、今季の印象的なパフォーマンスからすれば、補強リストに加えるべきだろう。
守備についてはほぼ全てを兼ね備えた完成されたディフェンダーだ。復活したウルヴスにおいて重要なファクターになっている。
エアデュエル、タックル、インターセプトのスタッツは全てでコシェルニを凌駕。(獲得すれば)即アップグレードになる存在と言ってもいいかもしれない。
2000~3000万ポンド(29~43億円)ほどの移籍で獲得できうる。プレミアリーグにおける一貫したパフォーマーとしては、お買い得な価格だろう。
ダコナム・ジャネ(ヘタフェ)
今季リーガで最大のサプライズのひとつとなっているヘタフェ。CL圏内の4位入りを目指せる位置につけている。
バルセロナよりも少ない失点数を誇る堅守を支えているのが、ジャネだ。ほぼ全試合でプレーしてきた彼は最終ラインに安定性をもたらしている。
このトーゴ人スターはミスの少ないソリッドなディフェンダーだ。地上戦にも空中戦にも長けており、スタッツ面ではコシェルニ以上のタックス数・インターセプト数を記録している。
リリース条項は3000万ユーロ(38億円)。今のリーガで最も優れたCBのひとりとしてはバーゲンに違いない。
コスタス・マノラス(ローマ)
欧州最高のCBのひとりとして評価されているギリシャ人DF。バルサを撃破した昨季CLでの活躍は鮮烈だった。
速くて、知的で、屈強な彼はどんなクラブも欲しがる“鉄壁”だ。
守備における重要な要素において、彼はコシェルニよりかなりいい。タックルとインターセプトのスタッツも悪くない。
アーセナルDFソクラティス・パパスタソプロスは同じギリシャ人だけに、強固なパートナーシップを構築できるはずだ。
その評判と能力からすれば、3600万ユーロ(45億円)というリリース条項は格安だろう。