「庶民の声の代表として頑張る!」社会風刺コント集団ザ・ニュースペーパーDVD発売イベント開催!

昭和63年の結成から、 刻々と変化する政治や社会情勢を題材に、 30年の平成の時代を駆け抜けてきた社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」が、 昨年行われた30周年記念ライブ『ザ・ニュースペーパー LIVE2018』のDVD発売を記念したマスコミ向けイベントが行われた。

イベントでは、 菅官房長官に扮した が、 新元号「令和」を発表した際のネタや、 お馴染みの阿倍首相やトランプ大統領のネタで会場の笑いを誘った。

囲み取材では、 平成元年の結成から「平成のネタで思い出に残ることは?」という質問に、 安倍首相に扮した福本ヒデは、 「10年前くらいでしょうか。 毎年のように首相が変わっていたので、 その都度新しいネタを作らなければいけなかったのが大変でした。 」と語り、 また、 トランプ大統領に扮した松下アキラは、 「当時、 まさかトランプさんが大統領になると思っていなかったので、 選挙結果が出た翌日の公演に小道具を用意していなくて慌てましたが、 今ではこのカツラも三代目です。 」とコメント。

また、 安倍首相ご本人からネタについて何か言われたことがあったかという質問には、 「桜を見る会に何度か呼んで頂いたことがあって、 “そんなしゃべり方しているかな~”と言われました。 」と答え、 「平沢勝栄さんは、 確実にDVDを見てますし、 ファンクラブにも入って頂いてます。 本当か嘘かわかりませんが、 議員さんの間で“ニュースペーパーのネタにされたら議員として一流”という噂もあるみたいです。 」と、 実際の議員さん達もライブに来て楽しんでいるとのこと。

「メンバーが高齢化してきたのが気になります。 」(福本)と、 平成元年の結成から30年の活動を振り返ったが、 まだまだ庶民の声の代表として、 「令和」の時代も社会風刺ネタで走り続けていくようだ。

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