レッズ・ボットーがキャリア初の先頭打者アーチ

【レッズ4-1パドレス】@ペトコ・パーク

レッズは先発のタナー・ロアークが6回途中までパドレス打線を4安打1得点に抑え、打線はパドレス先発のクリス・パダックからの2本を含む3本塁打で4得点。ロアーク降板後は4人のリリーバーが無失点リレーを展開し、4対1でパドレスに勝利した。ロアークは6回裏に一死一・二塁のピンチを招いたところで降板となったものの、1失点の好投でレッズ移籍後初勝利をマーク。3点リードの最終回を三者三振で締めくくったライセル・イグレシアスに今季3セーブ目が記録された。パドレスは打線が13三振を喫し、6安打1得点と沈黙。6回3失点と力投した新人右腕のパダックを援護できなかった。

レッズは初回にジョーイ・ボットーが2号ソロ、5回表にタッカー・バーンハートが1号2ラン、9回表にジェシー・ウィンカーが5号ソロを放ち、3本の本塁打で4得点。効率の良い攻撃でパドレス4連戦の初戦を制した。ボットーは前日のドジャース戦の最終打席で通算6829打席目にして初めての一塁フライを打ち上げたばかりだったが、この日は通算6830打席目で自身初となる初回先頭打者アーチ。2打席連続で「自身初」を成し遂げた。なお、ボットーはこの一発により通算271本塁打となり、アダム・ダンを抜いて球団歴代単独4位に浮上。レッズの球団記録はジョニー・ベンチの389本塁打であり、フランク・ロビンソンが324本塁打、トニー・ペレスが287本塁打で続いている。

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