カマキリ先生6時間目は“アリ”! 香川照之「昆虫に伝えたい、話題になっているよと」

NHK Eテレでは、俳優の香川照之が“カマキリ先生”に扮(ふん)して昆虫の授業を行う「香川照之の昆虫すごいぜ!『6時間目 アリ』」を5月3日(午前9:00)に放送する。2016年にスタートし、3年目に突入した香川は「もはや巨大コンテンツですね。すごいことになっています。昆虫の世界に、人間たちの中で盛り上がっていることを伝えたいですね。『君たち話題になっているよ』と」とアピールしている。

同番組は「人間よ、昆虫に学べ」をテーマにした昆虫教養シリーズで、特番を含めて今回が10回目の放送となる。今回は社会性や種類の多さで知られるアリをテーマに、カマキリの着ぐるみを着た香川扮する“カマキリ先生”がより多くの種類のアリを捕まえ、その違いを調べる。

香川は「アリでいいのだろうかと、先生としては踏み切るのに勇気がいりました」と地味なテーマに悩んだようだが、「子どもの頃から砂糖や昆虫の死骸に群がっているのを見ていた記憶はありますが、こういう機会がないと捕まえることはなく、でもやってみたら面白かったですね。おそらく手に取ったのは45年ぶりくらいです。小さい昆虫だけど、中身が濃い!」とロケを終えて大興奮。

さらに、「アリはとても小さい。でもよく見ると、頭の形とかが面白い。今回の見どころは、普段見ることができない部分まで大きく見せてくれるNHKの技術。カメラワークです! 肉眼では見えないような小さな生き物が、この世界にはごまんといることを、ぜひ子どもたちに感じてほしいです。番組を見た後に、ぜひ実際に外に出て実物を観察してもらいたいですね」と子どもたちに呼び掛けている。

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