ロッキーズ・マクマーンが2本塁打含む3安打5打点

【フィリーズ2-6ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

ロッキーズの本拠地、クアーズ・フィールドで行われるフィリーズ対ロッキーズの4連戦の初戦は、5番のライアン・マクマーンが2本塁打を含む3安打5打点の大活躍を見せたロッキーズが6対2で勝利した。ロッキーズは、先発のカイル・フリーランドが6回2安打無失点と好投し、6回裏にマクマーンが先制の1号3ラン。7回表に2番手のカルロス・エステベスがJ.T.リアルミュートに3号2ランを浴びて1点差に詰め寄られたが、7回裏にトレバー・ストーリーの犠牲フライとマクマーンの2号2ランで3点を奪って突き放した。好投したフリーランドが今季2勝目をマーク。フィリーズ先発のザック・エフリンは6回3失点と試合を作ったが、今季2敗目を喫した。

「5番・一塁」で先発出場した24歳のマクマーンが見事な活躍でチームを勝利に導いた。2回裏の第1打席でセンターへのヒットを放ったマクマーンは、4回裏の第2打席こそライトフライに倒れたものの、6回裏無死一・二塁の先制機で甘く入ったチェンジアップを捉え、右中間スタンドへ飛び込む1号先制3ラン。7回裏二死一塁で回ってきた第4打席では、低めのスライダーを上手く捉えて2打席連発となる2号2ランをセンターへ叩き込んだ。2017年にマイナーで打率.355、OPS.986をマークするなど、打撃力を高く評価されてきた有望株がようやく本領を発揮。打撃不振が続くギャレット・ハンプソンに代わって正二塁手に定着するようなら、ロッキーズの強力打線はさらに破壊力を増しそうだ。

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