葬祭業・いのうえでNIB研修会 新入社員が見出し付けなど体験

新聞の活用法を学んだ研修会

 総合葬祭業・いのうえ(倉敷市二日市)で19日、新入社員8人を対象にした新聞を仕事に生かすための研修会(全3回)が始まった。

 初回は、山陽新聞社の大本哲弥販売局企画管理部長が講師を務め、新聞の紙面構成や読み方を解説。「地域や業界の流れを知ることが、自社の次の動きを考えるために大切」と新聞を読むメリットを挙げた。

 見出しに記事の要点がまとめられていることも紹介し、「イベントのちらしや提案書に使う文言の参考になる」とアドバイス。受講者は実際の記事を使って見出しを考える体験もした。

 男性社員(22)は「時間がないときでも見出しを流し読みし、できるだけ多くの記事に目を通したい」と話した。

 研修は、新聞を仕事に役立ててもらうために山陽新聞社が進めているNIB(ビジネスに新聞を)の一環。5月に残り2回を行う。

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