本場の名品、食べ比べ 横浜で宇都宮餃子祭り、21日まで

宇都宮餃子祭り(過去の開催から)

 本場の味を楽しんでもらおうと「宇都宮餃子(ぎょうざ)祭り in YOKOHAMA」が19日、横浜市中区の横浜赤レンガ倉庫のイベント広場で始まった。地元で有名な16店舗が出店、自慢の腕を振るった。実行委員会の主催、神奈川新聞社などの後援。

 昨年は3日間で約16万人が来場するなど、本場のギョーザが楽しめるイベントとしてすっかり定着。開店前から行列ができる店もあり、来場者は各店の味を食べ比べて楽しんだ。東京から訪れた女性は「宇都宮餃子を初めて食べた。とてもおいしい」と話した。

 6回目となる今年は、現金でチケットを事前購入して商品と引き換える前回までの方法に代わり、電子マネー決済を導入。交通系ICカードや流通系カード、スマホ決済アプリなどが使用できる(一部を除く)。全面導入に踏み切ったイベント開催例は少ないといい、宇都宮餃子会の鈴木章弘事務局長は「電子マネー決済で待ち時間も少なくなるなど混雑緩和も期待できる。来場者のストレス軽減につなげたい」と話している。

 21日まで。午前10時~午後9時(最終日は同6時)。入場無料。問い合わせは、同実行委事務局電話028(633)0634。

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