西武、3連敗で最下位転落 辻監督は3回の失点を惜しむ「1点くらいなら良かった…」

西武・辻発彦監督【写真:荒川祐史】

源田が4試合ぶりにスタメン復帰、安打も放ち指揮官は「大丈夫でしょう」

■ソフトバンク 2-0 西武(19日・メットライフ)

 西武が3連敗を喫し、ロッテと並び最下位に転落した。先発の多和田は7回途中2失点と試合を作ったが、打線が援護できず今シーズン初の零封負けとなった。

 先発の多和田について、試合後、辻発彦監督は「(ソフトバンクを)意識してしまうのかな。(3回の)ノーアウト満塁をよくしのいだ。苦しみながら試合を作ってくれた」と評価する一方で、先制点を与えた3回2死からの失点については「変化球も高めにきていたし、あそこは1点くらいならよかった。向こうもチャンスを潰していたし、どっちもどっちだったね」と残念がった。

 13日の試合で右手首を負傷し欠場していた源田がこの日「9番・遊撃」で4試合ぶりにスタメン復帰。8回には復帰後初安打も放ち、指揮官は「ヒットも出たし大丈夫でしょう」と安堵の表情。9番での起用について「投げることはできていたが、打つ方が心配だった。上位よりは(打席数も少ないので)と思っていた」と説明し、源田自身は試合後に「問題なくやれた」と話していた。(安藤かなみ / Kanami Ando)

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