知事、22日から 「自転車王国」目指し訪台 企業訪問し関係強化

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大井川和彦知事は19日、週明けの22日から25日まで台湾を訪れ、サイクルツーリズム(自転車観光)を中心にトップセールスを行うと発表した。現地で世界最大の自転車メーカー「ジャイアント」をはじめ、茨城空港に昨年10月から定期便を就航している格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾、経済団体の幹部らとそれぞれ面会。サイクリング先進国の台湾を視察し、「サイクリング王国」を目指す県のビジョン実現に向けた参考とする。

定例記者会見で大井川知事は「最大の目的はジャイアントとの関係強化。提携できればサイクリング王国を目指すサポートになるし、インバウンドにも弾みがつく」と話した。

台湾東部では18日にマグニチュード(M)6.1の地震が発生した。大井川知事は「懸念をしている。台北、台中はそれほど大きな被害はない。引き続き情報収集する」として、今のところ予定通り訪問する予定だ。

ジャイアントからは昨年10月、創業者の1人で関連会社最高顧問の羅祥安さんが来県。羅さんは自転車観光向けの旅行会社を立ち上げた上で、本県のサイクルツーリズムに協力する姿勢を示した。

県は今年、「いばらきサイクルツーリズム構想」を策定し、県内にモデル4ルートを設定、全県でサイクリング機運を高めていく方針を打ち出している。視察を通して県は、具体的なルートづくりに必要なノウハウを台湾側から学びたい考えだ。

訪台時の主な訪問先は、ジャイアント、タイガーエア両社の関係先のほか、日本の経団連に相当する中華民国三三企業交流会、日本台湾交流協会など。

大井川知事は現地で実際にサイクリングをする予定としている。また、IT企業が強い台湾からの企業誘致もPRし、本県と台湾の関係を強める一歩としていく。(黒崎哲夫)