中日3連勝できょうにも首位 巨人小林が大活躍、広島サヨナラ勝ち…19日のセ・リーグは?

中日・与田剛監督【写真:荒川祐史】

中日は阿部が同点打、勝ち越し弾放ち3打点の活躍

 セ・リーグは19日、各地で3試合が行われ中日、巨人、広島がそれぞれ勝利した。

 中日は本拠地ナゴヤドームで首位ヤクルトと戦い4-2で勝利した。1点ビハインドの2回に阿部が同点適時打を放つと、4回には再び阿部が左翼スタンドへ飛び込む2号2ランを放ち勝ち越しに成功。先発の笠原は6回途中2失点と好投し2勝目をマークし、好調のリリーフ陣も無失点リレーで繋いで逃げ切った。ヤクルトは先発の小川が阿部1人に3打点を許して敗戦。この結果3連勝の中日がヤクルトに0.5ゲーム差に迫った。

 巨人は敵地甲子園球場で阪神と戦い、打線が14安打12得点と爆発して大勝した。2回に小林が3ランを放って先制すると、岡本、坂本勇にも一発が飛び出した。小林はサイクル安打に三塁打だけとする4安打3打点。チームも14安打で今季最多の12点を奪った。菅野は7回途中3失点で3勝目をマークし、巨人もヤクルトに0.5ゲーム差とした。阪神は先発メッセンジャーが5回途中6失点でKOされて大敗した。

 広島は本拠地マツダスタジアムでDeNAに劇的なサヨナラ勝ち。先発の大瀬良が7回1失点と力投を見せると、沈黙していた打線が8回にようやく反撃。2死一、二塁で西川が起死回生の同点適時打を放つと、延長10回1死満塁で會澤が中越えのサヨナラ適時打を放ち接戦に終止符を打った。DeNAは今永が7回無失点と好投するも、リリーフ陣が誤算。最後はパットンが3イニング目となった延長10回に崩れた。(Full-Count編集部)

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