諫早でイオンタウン起工 10月末完成予定

「イオンタウン諫早西部台」(仮称)の完成予想図(イオンタウン提供)

 長崎県諫早市大さこ町の住宅団地「グリーンヒルズいさはや西部台」内で整備が計画されている複合型商業施設「イオンタウン諫早西部台」(仮称)の起工式が19日、現地であった。10月末に建物が完成した後、オープンする予定。長崎県内のイオンタウンは佐世保市、西彼長与町に続き3カ所目。

 流通大手イオングループのイオンタウン(千葉市)が約1.9ヘクタールの敷地に鉄骨平屋1棟(延べ床面積約6200平方メートル)を建設。「マックスバリュ九州」(福岡市)のスーパーマーケットを核店舗とし、ドラッグストアや100円ショップ、コインランドリーなど15店舗が入居する予定。駐車場は約220台分。

 起工式には関係者約40人が出席。イオンタウンの加藤久誠社長は「諫早市の魅力あるまちづくりの一助となるよう努めたい」とあいさつ。宮本明雄市長は「市の新しい顔として商いが順調に進むよう願っている」と期待を寄せた。

 グリーンヒルズいさはや西部台(約80ヘクタール、計画戸数2千戸)は県住宅供給公社が整備中。イオンタウンは2016年11月、商業用地約3ヘクタールを購入していた。

© 株式会社長崎新聞社