8区間維持目指し議論

JR北支援「検討会」初会合

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 JR北海道(本社札幌)が同社単独では維持困難としている室蘭線・苫小牧―岩見沢間など8区間の維持を目指す「持続的な鉄道網の確立に向けた検討会」の初会合が19日、道庁別館で開かれた。

 検討会は高橋はるみ知事が昨年12月に設置を表明。道や沿線自治体、市長会、町村会、有識者で構成し、地域としての支援の在り方や8区間を持続的に維持する仕組みなどを検討する。

 初会合では道の黒田敏之交通企画監が「市町村の現実的な支援や地方財政措置などの課題を整理し、実勢を踏まえた制度になるよう議論していただきたい」とあいさつし、座長に北海道大学大学院の岸邦宏准教授を選出。JRから長期経営ビジョンの説明を受けるなどした。

 岸座長は「何十億円出せるのかといった費用負担の議論は避けて通れないが、利用促進の成果を出さなければならない。幅広い観点で鉄道をどう残すのか形にしていきたい」と語った。
(有田太一郎)