「アーセナル、売却すべき3人の選手:最新版」

TOP6による熾烈な争いが続いているプレミアリーグ。ウナイ・エメリ監督が率いるアーセナルは4位入りを目指している。

ここでは、『sportskeeda』による「資金を増やすためにアーセナルが売るべき選手たち」を見てみよう。

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ムハンマド・アル・ナーニー

加入から4年が経ったが、彼がチームでの役割に不満を言ったことはない。

レギュラーではないが、起用された際には常に忠実にプレーしてきた。ただ、シーズンを重ねるごとに、その役割は減退している。

26歳になったアル・ナーニーがベンチを温めていることに満足しているはずはない。プレミアリーグでやれることは証明しており、引く手はあまただろう。実際、レスターが興味を示しているとも。

グラニット・ジャカ、ルーカス・トレイラ、 マッテオ・グエンドゥージ、そして新加入選手まで加わるとなれば、中盤に彼の居場所はなくなりそうだ。売却して移籍させるのが正しい決断に思える。

市場価値は1000万ユーロ(12億円)ほどとされており、アーセナルにとっては確かな資金増強になるだろう。

カラム・チェンバース(現フラム)

彼も加入前は期待値が高かった選手。だが、これまでは失望に終わっている。

2014年にアーセナルへ移籍したものの、なかなかスタメンに割って入れなかった。加入5年で83試合に出場したものの、感銘を与えるようなパフォーマンスはいまだにない。

ローン移籍したボロとフラムでは確かな戦力になったものの、チームはどちらも降格になっている。無論チェンバースだけの責任ではないが、彼がアーセナルのスタメンになれるのかは疑問だ。

誤解がないように言っておくが、彼がいい選手ではないということではない。しっかりした能力があり、プレミアリーグでもTOP6以外でならうまくやれるだろう。

だが、加入から5年が経ったのだ。アーセナルとしては前に進む時がきた。

サウサンプトンに支払った2000万ユーロ(25億円)を、そのまま取り戻すのは不可能だろう。とはいえ、売却すれば、1000~1500万ユーロ(12~18億円)ほどを得られるかもしれない。

浅野 拓磨(現ハノーファー)

この日本人ストライカーは2016年に加入したものの、いまだアーセナルでの出場はゼロだ。

シュトゥットガルトのレンタルされた2年間では45試合で5ゴール5アシスト。今季はハノーファーに貸し出されているものの、1ゴール1アシストに留まっている。

アーセナルが契約した際、浅野への評価は高かったが、彼はそれに応えることができていない。ガナーズが望んでいたように成長していないのは明らかだ。

ブンデスで苦しんでいるのなら、プレミアリーグでも苦しむのは明白。アーセナルは彼を売る時だ。

浅野獲得に費やした金額は400万ユーロ(5億円)ほどとされている。彼の市場価値は増加していないものの、この夏に売却を決断すれば支払った額は取り戻せるはず。

400万ユーロは大した額ではないが、現時点のアーセナルにはどんな追加資金であっても必要だ。

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