<福島・中間貯蔵施設>汚染土輸送に専用道 常磐道IC利用、年度内整備

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 環境省は19日、東京電力福島第1原発事故に伴う汚染土を一時保管する中間貯蔵施設への輸送量増加に対応し、常磐自動道大熊インターチェンジ(IC)を利用した新たな輸送ルートを2019年度内に整備する方針を明らかにした。渋滞を避けるため、一部専用道を建設する。

 19日の大熊町議会全員協議会で説明した。専用道は、帰還困難区域内に3月31日完成した大熊ICに接続する自由通路(県道と町道)と中間貯蔵施設をつなぐ約3.6キロ。国道6号を高架橋でまたぐ1.2キロの工区は今秋、残る工区も19年度内に完成させる。

 大熊ICは中間貯蔵施設に最も近いIC。19年度の輸送量は前年度比2.2倍の400万立方メートルを見込んでいる。許可証なしで車両通行可能な自由通路はJR大野駅周辺を通り、一般車両を含めた渋滞が懸念されていた。