ヤクルト石川、今季4試合目も勝てず リード持ち降板も…追いつかれ白星消滅

救援陣がリードを守れず同点に

■中日 – ヤクルト(20日・ナゴヤドーム)

 ヤクルトの石川雅規投手が20日の中日戦に先発。5回3安打1失点と好投してマウンドを降りたものの、8回に追いつかれて白星の権利が消滅。今季4試合目の登板でも白星はならなかった。

 石川は初回にビシエドの適時打で先制点を奪われたものの、その後は力投。味方打線が3回に追いつくと、5回はヒットと犠打で1死二塁とピンチを背負ったが、平田を二ゴロ、京田を空振り三振に仕留めた。

 6回には西浦のタイムリーでヤクルトが勝ち越し。川端の適時打で2点差とし、なおも2死一、三塁の好機で石川には代打・上田が送られたが、三ゴロで3アウト。しかし、石川は白星の権利を持ってマウンドを降りた。

 ヤクルトは2番手マクガフが無失点に抑えたものの、梅野が1点を失い1点差に。8回は近藤がマウンドへ上がったが、2死満塁のピンチを背負うと、松井雅は押し出し四球。同点に追いつかれ、石川の白星は消えた。

 13日の巨人戦は5回途中4失点も、同6日の中日戦は6回途中2失点、3月30日の阪神戦は5回1失点と好投していた石川。この日もゲームを作ったが、またも白星はならなかった。(Full-Count編集部)

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