高校野球の春季九州大会(第144回九州大会)は20日、鹿児島市の平和リース球場などで開幕した。1回戦2試合と2回戦3試合を行い、本県の日章学園は0-2で西日本短大付(福岡)に、小林西は大分に8-9で敗れ、ともに初戦突破はならなかった。
日章学園は五回に先制を許すと、八回にも1点を奪われた。打線は三回1死満塁で後続が三振と内野ゴロに倒れ、九回にも2死三塁の好機を生かせなかった。
小林西は四回、平野匠海の2点本塁打などで3点を先制。3-6で迎えた七回、比嘉覚哉の適時三塁打などで5点を挙げ8-6と逆転したが、八回に3点を奪われ、試合をひっくり返された。
残り3試合は、大分工が準々決勝に進出したほか、真颯館と福岡大大濠の福岡勢が2回戦へ駒を進めた。
第2日は21日、2回戦の残り5試合を行う。