メクル第364号 自転車の鍵かけ100%を目指す!! 島原市立有明中

宮下署長(左)に宣誓する中山さん(中央)と吉田さん=有明中

 島原署(しょ)(宮下直樹(みやしたなおき)署長)は17日、本年度の自転車盗難防止(とうなんぼうし)モデル校に選んだ島原市有明(ありあけ)町の市立有明中(矢島和幸(やじまかずゆき)校長、257人)に指定書を交付し、全校生徒分のワイヤロック錠(じょう)257個(こ)を贈(おく)りました。
 自転車の鍵(かぎ)かけを推進(すいしん)し、防犯意識(ぼうはんいしき)を高めてもらおうと、毎年管内の中学、高校のうち1校をモデル校に指定しています。
 同校で開かれた交付式で、宮下署長が生徒代表の3年生、吉田虎之祐(よしだとらのすけ)さん(14)と中山紗矢香(なかやまさやか)さん(14)に指定書とワイヤロック錠を手わたしました。2人は「自転車への鍵かけ率(りつ)100%を目指して活動していく」と宣誓(せんせい)しました。
 宮下署長は「鍵かけのお手本になり、犯罪(はんざい)のない安全、安心な島原の実現(じつげん)に向け取り組んでほしい」と呼(よ)びかけました。
 同署管内で昨年発生した自転車の盗難件数(けんすう)は11件。そのうち10件は鍵をかけていませんでした。   

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