【MLB】菊池雄星、3球三振を喫したエ軍トラウトが絶賛 「また対戦が楽しみだ」

メジャー初勝利を挙げたマリナーズ・菊池雄星【写真:AP】

菊池雄星の前に3球三振に倒れるなど2打数無安打に終わったトラウト

■マリナーズ 6-5 エンゼルス(日本時間21日・アナハイム)

 マリナーズの菊池雄星投手は20日(日本時間21日)、敵地でのエンゼルス戦に先発し5回10安打4失点の粘投でメジャー初勝利を挙げた。菊池の前に2打数無安打、1三振に終わったマイク・トラウトは「いい球を投げていた。また対戦することにもなるだろうから楽しみだ」と称賛した。

 トラウトは第1打席は四球、3回の第2打席は見逃し三振、そして4回2死一、二塁の好機で遊ゴロに倒れ初対戦の菊池の前にノーヒットに終わった。試合後は初対戦となったルーキー左腕を「いい球を投げていた」と称賛し「最初の何回はいいファーストボールやスライダーを投げていた。そして最後は速球でストライクを取られたしね」と、95.8マイル(約153.2キロ)の直球で見逃し三振に倒れた場面を振り返っていた。

 今後の対戦に向けても「いい早い球を投げていたし、また対戦することにもなるだろうから楽しみだ。特に大谷が帰ってきて対戦を見るのが楽しみだよ」と、菊池の後輩でもある大谷が加わった強力打線で迎え撃つことを誓った。

 また、3回にベーブ・ルースに並ぶ歴代5位タイとなる通算1992打点目(打点が公式記録となった1920年以降の通算成績)の適時打を放ったプホルスも「菊池は良かったと思うし、いい球を投げていたよ。コントロールも良かったしいいものを持っているよ」と評価していた。(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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