無人スーパーやスマートバス、未来のAI都市の姿とは

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無人スーパーやスマートバス、未来のAI都市の姿とは

 【新華社上海4月21日】中国上海市で18~20日に開催された第7回中国(上海)国際技術輸出入交易会では、あるIT企業がAI都市スマートソリューションを展示した。手のひら生体認証でのオートロック解除やスマート公共交通の利用、AI無人販売機での買い物など、交通からコミュニティー、教育、建築に至る都市生活の各方面をカバーし、来場者の注目を集めた。未来のAI都市はどのようなものなのか。その答えが見つかるかもしれない。

 手のひら静脈認証で出入り口のロックを解除し、AI無人販売機で飲み物を購入し、支払いも完了できる。ショッピングモールやホテルでは、サービスロボットが出迎え、顧客に情報提供やチェックイン、案内などのサービスを行う。

 深蘭科技(ディープブルー・テクノロジー)・AI都市ソリューション総監 張磊(ちょう・らい)氏

 このようなシーンは、主にホテルなどでの活用が考えられます。中に入るとロボットがチェックインなどをしてくれ、ルームキーを受け取った後は、部屋の場所などの行き先案内をしてくれます。客室滞在中に買い物の用事があれば、部屋まで届けてくれます。

 【解説】パンダスマート路線バスではスマート外出が体験できる。手のひら生体認証で乗車ができ、車内ではロボットが音声対話型案内を提供する。乗客の異常行動も識別できる。

 深蘭科技(ディープブルー・テクノロジー)・AI都市ソリューション総監 張磊氏

 今実演しているのは当社の行動識別システムです。転倒やけんか、窃盗など車内の異常行動を見分けることができます。生体認証による乗車システムは、交通系ICカードを持ち歩く必要がなく、スマートフォン決済も不要になります。手をかざすだけで支払いを済ませることができるのです。車内には音声対話型案内システムを備えており、どこに行きたいかを告げれば、システムが対話による音声案内を行い、降車場所を教えてくれます。

 【解説】パンダスマート路線バスは、新エネルギーのリン酸鉄リチウム電池で駆動する。自動運転技術はレベル3(条件付きの自動運転車)とレベル4(高度自動運転)の中間にあり、中国の多くの都市で既に実用化されている。(記者/孫青、陳傑)