《2019統一地方選》水戸市長に高橋氏 盤石の戦いで3選

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当選確実となり、万歳三唱をする高橋靖氏(中央)=21日午後8時30分、水戸市白梅、鹿嶋栄寿撮影

水戸市長選は、強固な地盤を固めた無所属現職の高橋靖氏(53)が、無所属新人で弁護士の谷萩陽一氏(62)=共産推薦=を破り、3選を果たした。子育て支援や市街地活性化策などを争点に、前回に続き現市政への信任か刷新かで争われた。投票率は45.10%(前回47.53%)。当日有権者は22万1850人。

高橋氏は「保育所と放課後学級の待機児童解消が政策の一丁目一番地」と、子育て支援重視を掲げ戦い抜いた。80に及ぶ後援会を組織し、370の企業・団体から推薦を取り付けるなど盤石の態勢を築きつつ、街頭演説や個人演説会を重ね支持拡大を進めた。

当選確実の一報を聞いた高橋氏は、午後8時すぎに同市白梅の式場に姿を見せた。集まった約210人の支持者らと固い握手を交わし、午後8時半ごろには万歳三唱で3選を祝った。

この後、報道陣の取材に応じ、3期目について「子育て、医療、防災などの公約をしっかり実現する。市民と連携し、定住促進に向け『選ばれる水戸』を築いていく」と決意を表明。東海第2原発の再稼働を巡る市民の意向把握については「手法は決めていない」としつつ、「しかるべき時にアンケートなどの調査を行い、万単位のサンプルを得たい」と話した。

谷萩氏は同市白梅の事務所で「有権者の支持を得るのに時間が足りなかった」と敗戦の弁を述べた。

【高橋靖(たかはし・やすし)氏の略歴】高正代表取締役。当選3回。元県議当選2回、市議当選3回。明治大大学院修了。塩崎町

■水戸市長選開票結果(選管最終)
当70,616 高橋靖  53 無現

  • 27,456 谷萩陽一 62 無新