佐藤氏が再選 大分市長選、投票率27.72%【大分県】

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再選を確実にし万歳をする佐藤樹一郎氏(右)と妻の靖子さん=21日午後8時5分、大分市内のホテル

 第19回統一地方選の後半戦となる大分市長選、6市町の議員選は21日、投開票された。大分市長選は無所属現職の佐藤樹一郎氏(61)が共産党新人の小手川恵氏(63)に約7万票差をつけて再選を果たした。投票率は27.72%と、過去最低だった2007年に次ぐ低さとなった。別府、中津、日田、杵築、宇佐の5市と玖珠町の議員選は126人が当選。各議会の新たな顔触れが決まった。約1カ月にわたった統一地方選は幕を閉じた。

 現職と新人の戦いとなった大分市長選は佐藤氏が大差をつけて勝利した。

 佐藤氏は自民、公明、自由各党の推薦の他、前回の市長選で対立候補を推した社民党や連合大分などからも支援を取り付けた。中学や高校の同窓生、地元の稙田地区を中心とした後援会組織なども動き、手堅く票につなげた。選挙戦では「これからの4年間は人口減少問題や子育て支援、防災対策などで大切な時期」とし、「より魅力があり、暮らしやすい大分市をつくっていく。引き続き市政を担わせてもらいたい」と呼び掛けて支持を広げた。

 共産党公認の小手川氏は党組織だけでなく、地元住民や女性らが勝手連的に支援。日に日に支援の輪が広がっていったが、出馬表明が告示の5日前と出遅れたことが響き、政策などを浸透しきれなかった。

身が引き締まる

 佐藤氏の話 引き続き市長の重責を担わせてもらうことになり、身が引き締まる思い。選挙カーで市内を駆け巡り、市民から「大分市を頼むぞ」という声をたくさん聞いた。その一つ一つに一生懸命取り組みたい。大分市のためにまた働ける喜びを感じている。

佐藤(さとう) 樹一郎(きいちろう) 61 無現(2)

 =自・公・由推、社支=

県市長会長(JSR戦略事業企画部長、ジェトロニューヨーク事務所長、中小企業庁次長)市内木上。東大卒

大分市長選開票結果

当  8万9421票 佐藤樹一郎 無現

   1万7436票 小手川 恵 共新

 投票総数 108,102票  投票率 27.72%   

 有効票  106,857票  無効票 1,245票