広島4連勝で最下位脱出、阪神は2戦連続完封負けで単独最下位 …21日のセ・リーグは?

広島・緒方監督【写真:荒川祐史】

巨人は平成最後の伝統の一戦を2戦連続完封、DeNAソトはリーグ最多タイ7号

 セ・リーグは21日、各地で3試合が行われ広島、中日、巨人がそれぞれ勝利。広島が今季初の4連勝で最下位を脱出し、阪神は単独最下位に転落した。

 広島は本拠地マツダスタジアムでDeNAと対戦し、7-4で勝利した。初回から鈴木、バティスタの適時打、安部、石原の押し出し四球で4点を先制すると、先発のジョンソンが5回1失点と粘りの投球で今季初の4連勝。最下位脱出に成功した。DeNAは「オープナー」国吉が1回5安打4失点と誤算。打線は8回にロペスの3号ソロ、9回にソトのリーグ最多タイ7号2ランで追い上げたが、及ばなかった。

 中日は本拠地ナゴヤドームでヤクルトと戦い、7-5で勝利した。初回ビシエドの適時打で2点を先制。2回に3点を追加すると7人の投手リレーで、最後は鈴木博が締め、リーグ最多7セーブ目を挙げた。ヤクルトは先発の高梨が2回5失点でKO。9回一発が出れば同点の場面でバレンティンに回ったが、レフトフライに倒れた。

 巨人は敵地・甲子園で阪神と戦い、3-0と2戦連続の完封勝利。相手の野選、悪送球で先制すると、先発のメルセデスが7回無失点と好投。8回は中川、9回はクックが無失点に抑え、平成最後の伝統の一戦を2戦連続となる完封勝利で飾った。阪神は先発の西が7回4安打2失点と力投したが、打線の援護なく敗れ、単独最下位に転落した。(Full-Count編集部)

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