三つどもえとなった北松小値賀町長選は21日、投開票が行われ、新人で元町職員の西村久之氏(61)=無所属=が、3選を目指した現職の西浩三氏(73)=同=と、新人で元国際協力機構(JICA)職員の小金丸梅夫氏(70)=同=を制し、初当選した。
西村氏は「町民が主役」をスローガンに“世代交代”を訴え、支持を拡大。西氏は2期の実績を強調し、“継続”の必要性をアピールしたが敗れた。小金丸氏も“草の根”で「島の国際化」を掲げたが及ばなかった。
当日有権者数は2115人(男975、女1140)。投票率は91.30%(前回91.29%)=町選管調べ=。
◎西村 久之 61 (無所属・新)
元 町産業振興課長、町総務課長、町財政課長▽県立北松西高卒(1)
◎西村久之氏の話
町は人口減少が進んでおり、農漁業などの担い手育成に取り組みたい。町職員時代からお世話になった住民の皆さまに恩返しできるよう、島の活性化に努めていく。
◎小値賀町長選 (選管最終)
当 966 西村久之(にしむらひさゆき) 61 無新
904 西浩三 (にしこうぞう) 73 無現
52 小金丸梅夫(こがねまるうめお) 70 無新