髙橋大輔選手がスカイコート株式会社50周年記念パーティーに登場!「これからが人生のスタートです」

髙橋大輔選手がスカイコート株式会社50周年記念パーティーに登場!「これからが人生のスタートです」

スカイコート株式会社の創業50周年を祝したパーティーが4月16日に東京都内で行われ、同社とサポート契約を結び、マンションコーディネートプロジェクト「D-color」にも参加した髙橋選手が登場。今回は、その記念式典と祝賀懇親会の模様をリポートします。

記念式典には500人以上のゲストが出席。来賓として最後にあいさつした髙橋選手は、緊張した様子で創立50周年の祝辞を述べ、「マンションコーディネートは初めてのことでしたので、ご迷惑をかけたところもありましが、(完成した)物件を見に行かせていただき、浅草の町に非常になじんだすてきな物件になったかと思います」と話しました。

さらに「スカイコート株式会社様のサポートにより、昨年競技復帰いたしました。4年ぶりでしたので、山あり谷あり、うまくいかないことも多かったですが、全日本選手権で2位という結果を残すことができました。平成から令和になるので、私も新たな気持ちでスタートしてまいりたいと思います」と新シーズンへの抱負も語りました。

記念式典の後の行われた祝賀懇親会には、インスブルック冬季オリンピックでフィギュアスケート日本女子シングル初入賞を果たした福原美和さん、ラクビー元日本代表の松尾雄治さん、フィギュアスケート全日本選手権8連覇の渡部絵美さん、バルセロナ&アトランタオリンピックでメダル獲得したマラソンの有森裕子さん、2度のフィギュアスケート世界女王に輝いた安藤美姫さんなど、多数のレジェンドアスリートの皆さんも出席しました。

髙橋選手もハッピ姿で鏡開きに参加。そして乾杯の音頭は、スカイコート株式会社がフレンドシップスポンサーとして参加する「スペシャルオリンピックス日本」の理事長・有森裕子さんが務めました。

そして後半には、蒲田健さんの司会による髙橋選手のトークショーも開催! 照れながら小さな声であいさつする髙橋選手に「声張って、声張って!(笑)」と蒲田さんからリクエストが飛びます。

蒲田「今日は、多くのレジェンドアスリートの皆さまがいらっしゃっていますが、その代表としてトークしていただきます」

髙橋「めちゃめちゃプレッシャーが…(苦笑)。面白い話とか無理ですからね!(笑)」

蒲田「昨年は素晴らしい復活劇でした!」

髙橋「マンションのコーディネートのお話を(現役復帰より)先にいただいていたんですが、その途中で急に現役復帰をすることになりました。スカイコート様にも大変ご迷惑をおかけしたのですが、ご協力いただき、すごく感謝しています」

蒲田「そのマンション『スカイコート ディベルテ浅草』が完成したそうですね」

髙橋「自分の家をリノベーションしたことがあったので、部屋の中はなんとなく想像していたとおりでした。外観は経験がない中で最初に決めたので不安でしたが、思っていた以上に(浅草の街に)マッチしたと思います(照)。マンションを造りたくても普通は造れないので、本当に貴重な経験をさせていただきました」

蒲田「今回『D-color』という一大プロジェクトに関わりながらの現役復帰でしたが、見事、全日本選手権銀メダルです。あらためて、おめでとうございます! いやー感動した!」

髙橋「ベストを尽くして、一番いい成績で4、5番かな、と思っていたのですが、蓋を開けてみればショート2位で…。『表彰台もいけるんじゃないか』と思ってしまい、緊張してしまって、久々に夜眠れなかったです。現役時代以上に緊張しました…」

蒲田「ステップでの観客のどよめきはすごかったですよ!」

髙橋「皆さん、温かい目で見ていただいたと思うんですけど…。最近、自分の昔の演技を見ることがあって、(その映像と)見比べるとキレという部分でまだまだだな、と感じました。まだ、伸びしろはあると思っています」

蒲田「体力は(以前より)衰えたかもしれませんが、これまでのさまざまな経験から表現できるものもあるんじゃないですか?」

髙橋「いいことも悪いことも経験させていただきました。そういった意味で(演技の)深みというものは出ているかもしれませんが、まだまだだと思うので、これからもチャレンジしていきたいです」

蒲田「現役選手に戻って、あらためていかがですか?」

髙橋「物心つく前からずっとフィギュアスケートしかしてこなかったので、こんなにフィギュアスケートっていうものに、自分自身が支えられていたんだな、と。スケートをしている充実感というものがこんなにも自分をイキイキさせてくれるんだと、今回の現役復帰で初めて感じることができました。フィギュアスケートの素晴らしさを、32歳になってあらためて感じられたのは良かったです。自分にとって日々、何が大切かを感じながら生きていくかがどれだけ重要かが分かった1年でした」

蒲田「大切なものは身近にあったんだ、と。青い鳥みたいなものですね」

蒲田「スカイコートさんは知的障がいを持つ人たちがスポーツを通して社会参加する『スペシャルオリンピックス日本』もサポートされていますが、髙橋選手自身は社会貢献活動を、どう考えていますか?」

髙橋「僕自身はまだ現役を続けるつもりですけが、それだけではなくフィギュアスケートが盛り上がっていくサポートをしていければ、と思います。自分自身が滑れる期間というのも残りわずかですので、滑れなくなった時にどう(スケート界を)盛り上げていくか考えて、これからの人生を歩んでいきたいと思います」

蒲田「子どもたちにスケート教えて、夢を与えたり」

髙橋「教えるのがうまいかどうかは、やってみないと分からない…(苦笑)」

蒲田「夏にはビックなショーも控えていますね」

髙橋「7月26~28日に『氷艶 hyoen2019 -月光かりの如く-』というショーをやるんです。宮本亜門さん演出で、源氏物語の外伝になるのかな。日本文化とフィギュアスケートが融合したアイスショーになっています。前回は歌舞伎とコラボレートしたのですが、今回の第2弾もまた新しい形になっていると思います。ぜひお暇があれば足を運んでいただきたいな、と」

蒲田「稽古は始まっているんですか?」

髙橋「出演者の皆さんも忙しいので、ショーの前に何週間か合宿のような感じでやるんじゃないかな、と思っています。今はそれぞれが下準備をしている段階です」

式典を節目に、51年目をスタートさせたスカイコート株式会社の新たなテーマは「夢、挑戦、そして未来へ」。このテーマのようにさらなる成長を目指す髙橋選手は、こんなメッセージでトークショーを締めくくりました。

髙橋「平成から令和になることで、たぶん全ての人が“新たな気持ちで”となっていると思います。僕自身も1年現役復帰して、いろんな経験をさせていただいて、成長できたと思いますし、これからが自分の人生のスタートだと思っています。皆さん、これからも応援よろしくお願いします!」

しっかりとした手応えを得た’18-’19シーズンの充実ぶりがうかがえた髙橋選手。来シーズンも目が離せません。

そして次回は、完成した「スカイコート ディベルテ浅草」の内覧会の模様をリポートします! こちらもお楽しみに!!

<関連情報>>


「氷艶 hyoen2019 -月光かりの如く-」
公式HP:http://hyoen.jp/

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