レッドソックスが延長戦を制し今季初のスイープ

【レッドソックス4-3レイズ(延長11回)】@トロピカーナ・フィールド

スタートダッシュに失敗した昨季王者のレッドソックスが延長戦を制し、敵地でのレイズ3連戦に3連勝。今季初のスイープとなった。3対3の同点で迎えた延長10回表に二死一・二塁の勝ち越し機を生かせなかったレッドソックスだが、9回裏から登板していた5番手のマーカス・ウォルデンが延長10回裏を無失点に抑えると、延長11回表にヒット、四球、送りバントで一死二・三塁のチャンスを作り、クリスチャン・バスケスの犠牲フライで勝ち越しに成功。その裏を6番手のライアン・ブレイシアが三者凡退に抑え、延長11回の熱戦を制した。2回無失点のウォルデンが今季3勝目をマーク。ブレイシアには今季6セーブ目が記録された。

レッドソックスがデービッド・プライス、レイズがタイラー・グラスナウの先発で始まった一戦は、3回裏にダニエル・ロバートソンの2点タイムリー二塁打でレイズが先制。直後の4回表にミッチ・モアランドの7号ソロでレッドソックスが1点を返し、6回表には一死満塁からザンダー・ボガーツの2点タイムリーで逆転に成功したが、レイズは8回裏にレッドソックス4番手のマット・バーンズからトミー・ファムが右中間への4号ソロを放ち、3対3の同点に追い付いた。その後は両軍リリーフ陣による我慢比べとなったが、延長11回表にレッドソックスがバスケスの犠牲フライで勝ち越し。レイズは6番手のディエゴ・カスティーヨが2回1安打5奪三振無失点の好投を見せたものの、それを勝利に繋げることはできなかった。

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