ドジャース・ベリンジャーが本塁打キャッチ&決勝弾

【ドジャース6-5ブリュワーズ】@ミラー・パーク

ドジャースの4番打者、コディ・ベリンジャーが攻守にわたる活躍でチームを勝利に導いた。最初の2打席で連続タイムリーを放っていたベリンジャーは、1点リードで迎えた8回裏、今季開幕から絶好調のクリスチャン・イェリッチが放った右中間への本塁打性の打球をジャンプ一番、見事にキャッチ。本塁打王レースでトップを争うライバルの本塁打を阻止した。さらに、5対5の同点で迎えた9回表には、ブリュワーズのリリーフの切り札、ジョシュ・ヘイダーの甘く入ったスライダーを逃さず捉え、ライトスタンドに飛び込む11号勝ち越しソロ。この一打が決勝点となり、ドジャースはブリュワーズとの接戦を制して敵地での4連戦を3勝1敗で終えた。

ドジャースがクレイトン・カーショウ、ブリュワーズがブランドン・ウッドラフの先発で始まった一戦は、ドジャースが初回にジョク・ピーダーソンの9号先頭打者アーチとベリンジャーのタイムリーで2点を先制し、2回表にもコリー・シーガーのタイムリー二塁打とベリンジャーのタイムリーで2点を追加。4回表にはピーダーソンにこの試合2本目となる10号ソロが飛び出した。ところが、ブリュワーズは5回裏にロレンゾ・ケインが3号2ランを放ち、8回裏には二死二・三塁のチャンスでエリック・テームズがドジャースのクローザー、ケンリー・ジャンセンから4号3ラン。5対5の同点となり、試合は振り出しに戻った。しかし、ドジャースは直後の9回表にベリンジャーが決勝アーチ。ベリンジャーは3安打3打点の活躍を見せ、この日27歳の誕生日を迎えたピーダーソンも2本塁打を含む4安打2打点の大暴れだった。

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