今季好調のシューメイカー 左膝前十字靭帯断裂で今季絶望

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日本時間4月22日、ブルージェイズは先発右腕のマット・シューメイカーが左膝前十字靭帯断裂により今季絶望となったことを明らかにした。シューメイカーは日本時間4月21日のアスレチックス戦でランダウンプレイの際に左膝を痛めて負傷降板。左膝は思いのほか重傷で、前十字靭帯断裂により今季の残り試合を欠場することが確実となった。今季は5先発で3勝0敗、防御率1.57と好調だっただけに、本人にとっても、チームにとっても、大きな痛手となりそうだ。

現在32歳のシューメイカーは、メジャー2年目の2014年に16勝4敗、防御率3.04の好成績をマークし、エンゼルスの先発ローテーションに定着。しかし、2016年9月のマリナーズ戦でカイル・シーガーが放った105マイルの打球を頭部に受けて骨折。過去2シーズンは利き腕の故障により満足なピッチングができない状態が続いていた。それだけに、新天地ブルージェイズで迎えた今季にかける思いは強かったものの、予想外の形でシーズンエンドを迎えることになってしまった。

シューメイカーは「言葉にならないよ。とても落胆している。でも、ポジティブでいないといけない。リハビリを乗り越えて、復帰の準備ができたときに活躍できるように頑張るよ」とコメント。「今はとても困惑しているけど、これまでにもつらい道のりを乗り越えてきたからね」とあくまでも前向きに事態を捉えていた。

チャーリー・モントーヨ監督は「彼は最初の1ヶ月間、球界でベストの投手の1人だった。素晴らしいピッチングをしていたから本当に残念だよ」と先発ローテーションの一角を欠いたことに対し、落胆を隠さなかった。また、先発右腕のアーロン・サンチェスは「彼の穴を埋める投手が必ず現れるはずだ」と自軍の先発投手陣に対するプライドを覗かせた。

「ただの左膝の痛みだったら良かったんだけどね」と落胆した様子で話したシューメイカー。しかし、何度も試練を乗り越えてきた男は、来季必ずメジャーのマウンドに戻ってくるに違いない。