鼻血が出るまで追い込まれながら挑んだ「魂を込めた作品」で映画俳優・玉森裕太の誕生を目撃せよ

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5月31日公開の映画「パラレルワールド・ラブストーリー」のプレミアイベント&完成披露試写会が行われ、主演の玉森裕太らメインキャストと森義隆監督が登壇した。

プレミアイベント会場に玉森らキャストが現れると、約100人のファンから「キャ~!」と怒濤(どとう)の大歓声が沸き上がる。キャスト一同はステージを降りてレッドカーペットを歩き、ファンと一緒に自撮りで記念撮影。「自撮りはあまり得意じゃない」という玉森だが、撮った画像を自ら確認し、満足げな様子だった。その後、ステージに戻ってフォトセッション。玉森がカメラに向かって手を振るたびに、観客から何度も喜びの声が起こった。

その後、完成披露試写の前に、キャストと監督による舞台あいさつが行われた。今回、二つの世界に迷い込んでしまう主人公・敦賀崇史を演じた玉森は、「自分には経験できないことですし、役作りに関しても苦労しました。監督からもいっぱいアドバイスをいただいて現場に挑ませてもらいました」とあいさつ。撮影時の思い出を聞かれると、「麻由子(吉岡里帆)と一緒に思い出の写真を撮るシーンで、すごく大きなすべり台があったんですね。そこで一番楽しそうに遊んでいる監督の姿を見た時に、僕の心が一瞬穏やかになれて…それがすごく印象に残っています」と答えた。

その直後、“染谷将太との共演シーンで鼻血を出した”という衝撃の事実(!?)が明かされ、「智彦(染谷)とのすごく大事なシーンで、自分もたぶん熱が入りすぎたのか、いろいろ考えていたら鼻血がたらーんと垂れてきて…(笑)」と自ら説明を加えた。撮影現場の雰囲気については、「基本、ずっと緊張感のある現場で、そんなに笑いとか、にこやかな空気はなかったです。無理に“親友感”というか、『仲良くしなきゃ』という雰囲気もなかったし、自然とそこ(現場)にいたって感じですね」とも話した。

そんな“オトナの現場”を作り出した森監督は、「今回は玉森裕太という映画俳優を生み出すという覚悟を持って彼と関わり、本当に鼻血が出るまで追い込みました(笑)。彼もその期待に大いに応えてくれたので、“映画俳優・玉森裕太”の誕生を目撃してもらいたいと思います」と観客に訴えかけた。監督から熱い言葉を受けた玉森は、「(キャスト、スタッフの)みんなで魂を込めて作った作品なので、自信を持ってお届けできると思います。頭フル回転のミステリーを、皆さんも映画館で一緒に楽しみながら挑戦していただければ、より楽しめると思います」と締め、扉を出る際にはペコリと一礼してステージを後にした。

文/水野幸則