令和の新婚さん、いらっしゃい-。平塚市は平成から令和へと改元する5月1日、結婚するカップルの婚姻届を受け取る窓口を設ける。記念撮影のためのブースも設置、記念ステッカーなども配り、新時代とカップルの新たな門出を祝う。
改元する5月1日は休日となり本来は役所の閉庁日だが、婚姻届を提出するための受付窓口を特別に開く。提出された婚姻届の審査と受理の手続きは7日以降になるが、届け出日の記載は1日付となる。
婚姻届を提出したカップルのために記念撮影のブースも設置。撮影背景用のボードの前で「令和元年5月1日 婚姻届提出」と書かれたパネルを手にするカップルを職員がインスタントカメラで撮影。思い出の写真をプレゼントする。
市によると、昭和から平成に改元した1989年1月8日は自粛ムードもあって婚姻届の提出は1件のみだったが、2000年1月1日や2007年7月7日の七夕には約70組のカップルが結婚したという。市担当者は「既に問い合わせも多く来ており、100組以上のカップルが来るのでは」と話す。
記載漏れがあると書類の受け取りができない場合もあり、市は「4月26日までに窓口で事前審査を受けてから当日に再度書類を持ってきてほしい」と呼び掛けている。