【卓球】“10代の日本王者”張本・木造 大舞台で初戦快勝<世界卓球2019>

写真:張本智和(左・木下グループ)と木造勇人(愛知工業大学)/撮影:田村翔(アフロスポーツ)

<2019世界卓球選手権大会・個人戦(ハンガリー・ブダペスト) 2019年4月21日~4月28日>

22日、世界選手権の男子ダブルス1回戦が行われ、今年1月の全日本選手権で優勝している張本智和(4月度世界ランキング4位・15歳・木下グループ)/木造勇人(同313位・19歳・愛知工業大学)のペアがロシアのペアを破り、2回戦進出を決めた。

第1ゲーム、張本も木造も序盤から思い切った攻撃を見せる。デュースの場面で、張本のフォアでのカウンターブロック「ハリパンチ」が決まり第1ゲームを先取。

第2ゲーム、木造の初球のサーブに対して「斜めにトスがあがっている」と注意を受けると、4-4の場面の2度目の注意はフォルトが取られ相手の得点に。8-10と先にゲームポイントを握られる。デュースまで追いつくも最後は相手ペアの思い切った連続攻撃に押され、このゲームを落とした。

第3、第4ゲームも接戦となるが、張本が要所でチキータでのレシーブエースや、サービスエースを決め、連続でゲームを取得した。第5ゲームは奪われたものの、長身の相手に対してミドルのコースをうまく使い、第6ゲームで決めきった。

試合のスコア

<男子ダブルス 1回戦>
張本智和/木造勇人 4-2 シドレンコ/イウォニン(ロシア)
12-10/10-12/11-8/14-12/7-11/11-5

文:ラリーズ編集部

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