印刷の歴史ひも解く 亀山市博物館 奈良期製本や明治の活版展示 三重

©株式会社伊勢新聞社

【明治の頃の印刷機など約80点が並ぶ「企画展」=亀山市若山町の市歴史博物館で】

 【亀山】三重県亀山市若山町の市歴史博物館(小林秀樹館長)で、「彫った刷った出来た!」と題した企画展が始まっている。6月9日まで。入館無料。午前9時―午後4時半。休館日は毎週火曜。

 本や新聞など印刷物がどのように作られていたのかに焦点をおき、印刷の始まりといわれる奈良時代に製本された「無垢浄光阿羅尼経」(むくじょうこうだいだらきょう)や江戸時代の版木、明治に使用した、はがきや名刺を刷る「足踏み式平圧印刷機」、謄写版など約80点を並べた。

 小林館長は「印刷技術は、江戸時代は版木に文字や絵を彫って摺り、明治になり活字を使った活版印刷が普及。タイプライターへ発展してきた」と話していた。開催期間中の5月5日には、ロウ原紙に鉄筆で原稿を書きガリ版で印刷する「ガリ版体験」を催す。問い合わせは同館=電話0595(83)3000=へ。