イェリッチとギャロが週間最優秀選手に選出

日本時間4月23日、メジャーリーグ機構は2019年レギュラーシーズン第4週の週間最優秀選手を発表し、ア・リーグはジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)、ナ・リーグはクリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)が選出された。ギャロは週間4本塁打、イェリッチはなんと週間8本塁打の大活躍。ギャロは自身初、イェリッチは今季2度目かつ自身5度目の受賞となった。

イェリッチは8本塁打を放っただけでなく、打率.417、出塁率.533、長打率1.417の好成績を残し、本塁打、長打率、打点(16)、得点(9)、OPS(1.950)の各部門で両リーグ最高の数字をマーク。日本時間4月16日のカージナルス戦で3本塁打、同21日のドジャース戦で2本塁打を放つ活躍を見せた。昨季のナ・リーグMVPに輝いた男は、今季も開幕から打率.353、出塁率.456、長打率.859と絶好調で、13本塁打と31打点は両リーグ最高の数字となっている。

一方のギャロは、4本塁打のほか、打率.478、出塁率.480、長打率1.174、11打点、8得点の好成績をマーク。打率、長打率、打点、OPS(1.654)はいずれもア・リーグ最高だった。日本時間4月16日、17日、20日、21日にそれぞれ1本塁打を放ったほか、同22日にはメジャー通算1337打席目にして初の犠牲フライ。デビューから1145打数目で初の犠牲フライは、犠牲フライが公式記録となった1954年以降では最多打数となった。

イェリッチはナ・リーグMVPに輝いた昨季、週間最優秀選手に3度選出されており、今回が今季2度目、通算5度目の受賞。ギャロは自身初の週間最優秀選手に選出され、レンジャーズの選手としては昨年8月のルーグネッド・オドーア以来の受賞となった。

© MLB Advanced Media, LP.