24日(水)は雨の範囲広がる 大型連休は晴天長続きせず

23日午後は西から天気が下り坂で、夜には中国地方や四国でも雨雲の広がる所が多い予想だ。あす24日(水)は、西日本を中心に雨の強まる所があり、東・北日本でも午後は天気が下り坂に向かいそうだ。25日(木)以降、5月3日にかけても、全国的にすっきりと晴れる日はあまり多くない見込み。

天気安定しない

24日(水)は西日本を中心に雨で、九州は昼過ぎにかけて、四国や中国地方は昼過ぎから局地的に雷を伴う見込み。東日本では北陸の早い所で午後から、東海は夕方から、夜以降は関東や北日本でも雨の所が多くなりそうだ。

 25日(木)は東・北日本で不安定な空模様が続き、日本海側の各地は26日(金)も雨が降りやすい予想。なお、26日は北から寒気が流れ込む影響で、札幌は日中に気温が5℃を下回る見込み。北日本を中心に風も強く、北・東日本の標高の高い地域では、雪の降る所がありそうだ。西日本の各地も26日はこれまでより気温が大幅に下がる予想で、多くの地域で上着を用意しておく必要がある。

大型連休 気温低め

東京など関東は26日の日中まで気温が高いが、大型連休スタートの27日(土)は他の地方と同様に晴れても気温が低い見込み。28日(日)は関東以北の各地で晴れる予想だが、早くも西から天気は下り坂で、29日(月)頃は全国的に雨が降る予想。発達する低気圧が30日(火)にかけて北日本へ進む可能性があり、風や雨の強まるおそれも出てきた。

 5月1日(水)~3日(金)は、雲が多めながら日差しの出る地域が多い予想だ。ただし、関東や東北を中心に不安定な空模様が続くことが考えられ、予報自体も変わりやすいため、今後も最新の気象情報を利用するよう心掛けたい。
(気象予報士・高橋和也)

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