マウリツィオ・サッリ監督のもとでトップ4入りを目指すチェルシー。
プレミアリーグ第35節ではバーンリーと2-2で引き分け、勝点2を逃してしまった。
ここでは、『90min』などを参考にして、「チェルシーが獲得すべき選手たち」を調べてみた。ただ、FIFAからの補強禁止処分が猶予されればという大前提ではある。
エディンソン・カバーニ(PSG)
チェルシーが正統派FWを欠いているのは疑いようのない事実だ。エデン・アザールもジエゴ・コスタが恋しいと嘆いていたほど。
冬にはアルバロ・モラタを放出する代わりに、サッリ監督の愛弟子ゴンサロ・イグアインを獲得したが、期待に応えているとは言い難い。
センターフォワードとして全てを兼ね備えるカバーニならば、間違いなくアップグレードになるはずだ。
32歳になった彼とPSGとの契約は2020年までとなっており、それが更新される気配はない。パリとしては適正額ならオファーを受け入れるとされており、獲るなら今かもしれない。
なお、カバーニがナポリにいたのは2013年までで、2015年にナポリ入りしたサッリ監督とはすれ違っている。
レオン・ベイリー(レヴァークーゼン)
今夏レアル・マドリーに移籍するのかは別にして、エデン・アザールの後釜は今後絶対必要になってくる。
すでにクリスティアン・プリシッチを獲得しているほか、弟トルガンを買い戻すという噂も浮上。ただ、偉大なる兄との比較は避けられず、酷な役目を負わせることになりかねない。
トルガンと同じブンデスでポテンシャルを見せつけているベイリーは21歳と若く、将来性という意味でもパーフェクトな候補といえるはずだ。
無慈悲なスピードと強烈なシュート、高速クロスを兼備する逸材。チェルシーの前線に欠けているレフティということもメリットになるだろう。プリシッチとの左右コンビは魅力的なものになるはず。
ハメス・ロドリゲス(バイエルン)
テコ入れが必要なDFラインにはカリドゥ・クリバリらが補強候補として挙がっている。
だが、中盤にも人材を加えたいはずだ。これまではレアル・マドリーMFイスコが候補とされていたが、ジダンの監督復帰で状況は完全に変わった。
逆に厳しい立場に置かれうるのが、ハメスだ。スペイン国籍を取得したものの、レアルに復帰しても、ジダン監督から重用される可能性は低いとされている。
チェルシーの攻撃には創造性とレフティが欠けており、その点でハメスは完璧な候補になりうる。ただ、ジョルジーニョを軸にして、その脇をソリッドな選手で固める布陣にフィットしうるかは…。