第一子誕生のレイズ・ズニーノの今季1号は決勝2ラン

【ロイヤルズ3-6レイズ】@トロピカーナ・フィールド

日本時間4月20日に第一子が誕生したマイク・ズニーノ(レイズ)が、産休リストから戦列に戻って「8番・捕手」で先発出場。3対3の同点に追い付いた直後に放った今季1号アーチは、試合を決める決勝2ランとなった。ロイヤルズ先発のブラッド・ケラーの前に6回まで2点に抑えられていたレイズは、1点ビハインドの7回裏に無死一・三塁のチャンスを作り、ダニエル・ロバートソンの二塁ゴロの間に同点。さらに一死一塁からズニーノがセンターへ豪快な1号2ランを叩き込み、一気に試合をひっくり返した。レイズ3番手のウィルマー・フォントが1/3回を無失点に抑えて今季初勝利。ロイヤルズはケラーが7回に力尽き、逆転負けを喫した。

ロイヤルズはレイズ先発のヨニー・チリーノスから初回にアレックス・ゴードンが5号ソロ、5回表にホルヘ・ソレアーが6号ソロ、6回表にハンター・ドージャーが7号ソロを放って3得点。ケラーはレイズ打線を初回のヤンディ・ディアスの犠牲フライと6回裏のブランドン・ロウのタイムリー二塁打による2点のみに抑える好投を見せていた。しかし、レイズは7回裏に疲れの見え始めたケラーを攻略し、ロバートソンの二塁ゴロの間に追い付いたあと、パパになったばかりのズニーノの1号2ランで勝ち越しに成功。8回裏には3番手のスコット・バーロウからヤンディ・ディアスが6号ソロを放ち、リードを2点に広げた。8回表は4番手のアダム・コラレック、9回表は5番手のエミリオ・パガーンが三者凡退に抑えて試合終了。パガーンにメジャー初セーブが記録された。

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