「パーフェクトワールド」ヒロイン・山本美月の声のトーンに注目!!

4月23日放送のフジテレビ系連続ドラマ「パーフェクトワールド」(火曜午後9:00=関西テレビ制作)第2話では、車椅子バスケを始めることにした鮎川樹(松坂桃李)の姿を目の当たりにした川奈つぐみ(山本美月)が、樹への思いをさらに募らせる。そんなつぐみを演じる山本が役柄への思いを語った。

同作は不慮の事故により車椅子生活を送ることになり、生涯一人で生きていくと決めていた建築士・鮎川樹が、高校の同級生・川奈つぐみと再会し、心を通わせていくラブストーリー。つぐみについて山本は「喜怒哀楽が激しくて感情が豊か。最初つぐみは“ザ・ヒロイン”だと思っていたのですが、足りていない部分も見えてきました。弱さだったり、すごく焼きもち焼きだったり。今演じている“ブレ”が、最終回に向けてだんだん真っすぐ軸が磨かれていくと思います」と印象を述べた。

また、樹に恋するつぐみに片思いをする是枝洋貴(瀬戸康史)との恋模様にも注目が集まっており、「つぐみとして、鮎川くんといる時は声のトーンが全然違うなと思っています。好きな人の前でかわいい自分でいなくても、自然にそうなってしまう。鮎川くんといる時は心がドキドキして楽しくて、不思議なストレスフリーさがあるんです。逆に是枝くんといる時は、いつものつぐみなんです。本当に不思議」と分析する。

さらに、第2話からは樹の母・文乃(麻生祐未)も登場し、めぐみと偶然出会い、樹に彼女ができたと喜ぶなど子を持つ親ならではの苦悩や葛藤も描かれる。「老若男女、さまざまな世代の方が楽しめるドラマ。親と娘の関係性も描かれるので、親世代の目線でも、大人と子どものはざまの目線でも見られると思います。ハンディキャップを通して伝えたいことはたくさんあるけれど、そこに重心を置かず、純粋な気持ちで楽に見ていただきたい」とアピールした。

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