【豆知識】旅前にチェック!日本で突然トイレに行きたくなった時のためのTips

国によって慣習の違うトイレ事情。不慣れな海外旅行中の不安は大きいものですよね。特に子どもやお年寄りと一緒の旅なら、なおさらです。そこで今回は突然トイレに行きたくなった時のためのTipsをご紹介します!

日本のトイレ事情

日本のトイレは基本無料でチップも不要。比較的キレイで清潔であることで知られ、トイレットペーパーも肌あたりが柔らかいため快適に利用できます。種類は、便器に腰掛けて使用する「洋式」と、便器をまたいでしゃがんだ姿勢で使用する「和式」の2種。男性用トイレには立った姿勢で使用する専用小便器も備えられていることが多いです。街中には公衆トイレが点在しており、近年では様々な機能を備えたハイテクタイプも続々登場。例えば個室に入るだけで、便座開閉や洗浄などを自動で行うものなどです。

どんなところにあるの?

誰でも利用できるトイレは、街中の様々な場所にあります。例えば、空港や駅などのほか、図書館や役所などの公共トイレ。ゲームセンター、パチンコ店などの遊戯施設。そして駅ビルや百貨店など商業施設や、家電量販店、スーパーやコンビニなどにもありますが、店によっては店員に一声かけて使用許可をもらう必要があったり、そのお店で買い物をする必要がある場合もあるのでご注意を。また、公園や屋外の観光スポットなどにも公衆トイレがありますが、画像のようにパッと見は使用目的が分かりにくい小屋のような外観が多いので、スタッフに事前に聞いておいたり、園内マップなどを注意して見ておくといいでしょう。

トイレを探すアプリの紹介

観光中にトイレを探したい時、役立つのがスマートフォンのアプリ。今回は英語に対応しているおすすめの2種類をご紹介します(いずれもiOS・Android対応/無料)。

トイレ情報共有マップくん
Google Mapと連動して、全国の緊急時に使えるトイレを、簡単に、すぐに探せるマップ型ナビゲーションアプリ。トイレの場所とルートをワンタッチで音声案内。ウォシュレットやオストメイト対応など設備の有無を調べるのも簡単です。※このアプリは自動翻訳です。
トイレ情報共有マップくん

Check A Toilet
高齢者や障がいのある方、子育て中のパパママが安心して外出できる社会をつくることをコンセプトにしたアプリ。多機能トイレ(車いす対応・おむつ替え台など)や、授乳室の有無など必要な情報を簡単検索。2019年4月現在、日本全国約71,000件もの多機能トイレの検索ができます。炎症性腸疾患(IBD)の患者さん専用の条件検索機能も搭載。
Check A Toilet

交通機関で移動中に行きたくなったら

では、交通機関での移動中にトイレに行きたくなった場合はどうしたらいいのでしょう。

飛行機:国際線・国内線にかかわらず機内に付いており、もちろん空港内にもトイレはあります。
電車・新幹線:よほど小さな無人駅でもない限り、ほとんどの駅構内にトイレはあると考えていいでしょう。車内でいうと、新幹線には100%備えられ、在来線であれば特急列車など一部の電車に付いています。
バス:長距離タイプや深夜高速バスなどには付いていることがほとんど。一般的な路線バスには基本的にトイレは付いていないことが多いので、できるだけ乗車前に済ませるなど注意が必要です。
タクシー:トイレは付いていませんので、運転手さんに尋ね、ありそうな場所で降ろしてもらいましょう。

観光中に気を付けること

事前にどのあたりにトイレスポットがあるか調べておくのがベスト。そして、「先送り」ではなく、トイレを見つけた時にこまめに行っておくのもいいでしょう。また、回数自体を減らせるよう、カフェインの多いコーヒーや緑茶、アルコールなど利尿作用のある飲み物は控えるというのもひとつの方法。もし行列に並んでいる最中であれば、前後に並んでいる人と、施設・店舗スタッフに事情を話せば、途中でトイレに行っても順番を確保しておいてもらえる場合もあります。ただし、ケースバイケースですので、できるだけそのようなことがないような対策が必要です。

その他のTIPS

すぐにトイレに駆け込めない状況であれば、なんとか乗り切る方法が必要ですよね。例えば、音楽を聴いたり軽く体を動かすなど、別の部分に意識を向けることは単純な方法ですが、なかなか有効なようです。また、市販の「携帯用トイレ(※)」や、水なしでサッと服用できる下痢止め薬などを用意しておくのもいいでしょう。

※:1辺20cm~30cmの袋状が主流。小便大便両用タイプや、気になるにおいをガードするタイプなど種類は様々。

事前に日本のトイレ事情を知っておけば、より快適な旅になること間違いなし。しっかり情報を仕入れて、どうか楽しい旅時間を過ごしてくださいね!

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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