【保存版】もしものために知っておきたい!日本でケガ・病気になった時に役立つ豆知識

外国を旅する時にアクシデントはつきもの。体調不良や不慮のケガに見舞われた時に備え、その国の医療事情を知っておきたいですよね。そこで今回は、日本を旅する際に役立つ、医療にまつわる豆知識をご紹介します!

日本の医療事情について

日本に滞在中病院にかかった場合、旅行者保険に入っていない限り、医療費は全額自己負担。旅行保険加入と証書の携帯を強くおすすめします。なお、日本の医療機関はクレジットカード支払い不可・現金払いのみという場合が多いため、キャッシュレス治療付きの保険を選ぶなど、このあたりも併せて注意したいポイントです。外国語対応に関しては、一部の医療機関を除いてあまり進んでいないのが現状。事前に対応可能な機関をチェックしておくと安心です。

まずは宿泊先の受付などに相談!

ケガ・病気を発症した場合、まずは宿泊先のフロントやコンシェルジュに相談するのがベスト。近所の医療機関事情に詳しいはずなので、相談してみましょう。また、日本政府観光局(JNTO)認定の観光案内所や、旅行保険会社に連絡をするのも方法のひとつ。いずれも近くの医療機関を紹介してもらえます。

軽い症状ならドラッグストアで薬を買うという手も

病院にかかるまでもない軽症の場合、自分で薬などを購入することもあるかと思います。その際、病院で処方された薬を中心に取り扱う「処方箋薬局」よりも、処方箋なしで買える薬の種類が豊富な「ドラッグストア」に行くのがいいでしょう。ドラッグストアでは、胃腸薬や下痢止めの薬、解熱剤など多様な薬のほか、包帯や絆創膏、消毒薬、湿布など幅広く取り扱っています。外国語対応については、観光地の大手チェーン(マツモトキヨシ、ダイコクドラッグなど)であれば、英語・中国語対応可能な店舗も増加傾向にあるので、旅程に合わせて事前に調べておくのがベストです。

自己判断では不安なら、訪日観光客受け入れOKな施設にかかろう

「少し休んだら体調が戻ってきた気がする…」、そんな時でも自己判断は基本的にキケン。できるだけ大事を取って、医療機関にかかることをおすすめします。そこで、訪日観光客を受け入れている医療機関をパソコンやスマートフォンで検索できる、便利なサイト2つをご紹介します。

訪日外国人旅行者受け入れ医療機関リスト(日本政府観光局(JNTO)ホームページ)

外国人患者受入れ医療機関認証制度(一般財団法人日本医療教育財団ホームページ)

緊急の場合は119番で救急車を呼ぼう

急を要する場合には「救急車」を呼びましょう。日本では番号「119」に救急車出動依頼のコールをすれば、迅速に駆けつけてくれ、救急病院に搬送してもらえます。電話口には英語対応オペレーターが24時間駐在していますが、近くに日本人がいる場合は彼らに依頼するのもいいでしょう。その場合には下記の日本語文を見せてください。

救急車を呼んでください(意味:救急車を呼んでください)

※なお、2019年4月現在の日本では、救急車での「搬送」は基本的に無料です。

いざという時に役立つ豆知識をまとめてみました。体調が悪い時は無理をしない、キケンな場所には行かないなど、病気やケガを未然に防ぐ自己防衛にも心を配って、どうぞ楽しい旅にしてくださいね!

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