両陛下、労災死亡者を慰霊

「高尾みころも霊堂」で

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高尾みころも霊堂に到着された天皇、皇后両陛下=23日午後、東京都八王子市(代表撮影)

 天皇、皇后両陛下は23日午後、東京都八王子市の「高尾みころも霊堂」を訪れ、労働災害で亡くなった人々を慰霊された。1972年に建てられた霊堂には、労災死亡者約26万人が合祀されている。

 戦後の経済成長を支える過程で亡くなった人々に対し、両陛下は戦没者と同様に心を寄せ、天皇陛下の退位を前に慰霊を希望していたという。

 両陛下は拝殿で白菊の花を供え、一礼した。その後、労災の現状について説明を聴き、陛下は死亡者数の推移のグラフを見ながら「これを減らしていくには努力が必要でしょうね」と話した。

 陛下は皇太子時代、皇后さまと共に5年ごとに霊堂での慰霊式に参列していた。